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乱読もいいところ?(^_^;)
久しぶりに本を読んだ話など。
「大人のための残酷童話」倉橋由美子/「智恵子抄」高村光太郎/「にごりえ・たけくらべ」樋口一葉 いずれも新潮文庫。 相変わらずジャンルばらばらだぜ、と笑ってやってくれ。_| ̄|○ 「大人のための残酷童話」倉橋由美子 すげえ。 この一言に尽きる。 1時間ほどで一気に読み切ってしまったよ。 エロでグロで邪悪で残酷。そしてウィットに富んでいる。 お子様及び心臓の弱い方は読まないで下さい、という感じ。 個人的には、こういう詩的なエログロは大好きだ! …とか書くと、品性を疑われそうですが(笑)。 氏の他の著作物にも俄然興味がでてきたよ。 「智恵子抄」高村光太郎 これはもうなんと清冽な、それていて濃密な愛。 こんな宝石のような言葉が、この世にあったのかと思う。 これを読んで胸が熱くならない人は、血管にサイダーが流れているに違いないのだ。 何度も何度も読み返したくなるでよ…(ノД`)・゚・。 「にごりえ・たけくらべ」樋口一葉 「たけくらべ」だけを読もうと思ったのだけど、この中の「十三夜」が壮絶。 文語体には戸惑ったし、かなり読みにくいが、何度となく目で追っているうちにその美しさが胸に迫る。文語体って綺麗なんだ。意味は今一わからない箇所もあるが。 現代語訳を図書館に予約してあるので、それを読み終わってから、もう一度文語体で読み直してみようと思う。 ええ、ヘタレだと罵ってくださいorz 以前セリーヌの「夜の果ての旅」を読んでいると書いたかもしれないが…実はあっさりと挫折しています。なんだか最近忙しかったから(って言い訳かい)とにかく歯ごたえのある長編なので、もっと腰と気分が落ち着いたときに再トライすることにします。 しかし文語体って新鮮でいいなあ。 今後、森鴎外とかもいいかもなあ。
by finny21
| 2006-04-14 17:40
| 図書館通い
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