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少々乱読ぎみ(かるくヤバイ)?
さて最近の読書(?)記録。
「耳をすませば」柊あおい、「悪女(わる)」深見じゅん、「ももこの21世紀日記」さくらももこ、「悪の華」ボードレール。 相変わらずジャンルがバラバラ。。。(^_^;) 以下読書感想文。 「耳をすませば」:あの宮崎駿映画の原作。やっぱりちょっと設定違ってますが、柊あおいの絵は可愛いので良しとしよう(?)。しかし内容は赤面ものですね、中高生の憧れる恋愛ってのが...(^◇^;) 中学生の時に「星の瞳のシルエット」とか読みまくってたけど、見つけても読み返すのはやめよう、と固く心に誓いました(笑) 「悪女(わる)」:これも「図書館にあったのでなんとなく」読み。落ちこぼれ三流OLまりりんが、エリート社員に一目惚れし、彼にふさわしい女になろうと自己流で出世街道を目指すというお話。奥付を見ると出版年がだいたいバブル崩壊直前くらいなので、読んでいると時代のギャップを感じるけれど(今どきこんな企業は無いだろーという感じ)、ゆるゆる読めて面白かった。難を言うと、37巻もひっぱっておいてエンディングシーンがあれじゃ。。。もっと描きこんで欲しかったとは思いますが、ま、いっか。(個人的にはOさんとまりりんが最後にくっつくと良かったなぁ) 「ももこの21世紀日記」:オールカラーのイラスト付きのエッセイ集。もともとi-modeサイトの連載だったらしい。さくらももこは肩の力を思いっきり抜いて読めるので良いです。それに、彼女の作品はどの作品をとってもはずれ無しなのもいいですねー。 「悪の華」フランス現代詩の基礎を作ったボードレール。以前から興味はあったのですが初めて読みました。アマゾンのレビューとかざっと見ると、どうも訳者によってかなりニュアンスに差があるようで。たまたま私の借りたものは、一番わかりやすい表現という評価が多かったので良かったのかしら。ともかくも、内容ですが、かのユーゴーが評して「新しい戦慄」と表現したようですがまさにこれはそのとおりかも。最初はエログロ系かと思いましたが、それだけでもないんですね。私のように言葉足らずのものに、ボードレールを評するなどとうていできない相談ですが、あえて言うならば「中高生時代に読まなくて良かった」。もし読んじゃってたらこの世界観に骨まで酔わされてしまっていたことでしょう、あなおそろしや。いや、そう考えると中高生時代に出会っていればよりこの世界にはまれたって事なのか? ....まあそれは置いといて、思い出したことがある。フランス語にも「あなた(vous)」と「君(tu)」の二人称の使い分けがあるんだよね。とすると、これの英訳ってどうなっているんだろ?英語は「you」しかないもんね。でも邦訳にしても、本来フランス語で踏まれているはずの「韻」がわかんないから、本来の詩の世界に近づくには原語で読まなきゃならないのは変わらない...か。一応私の選択した第2外国語はフランス語なんだけど、週1時間で1年(夏休みなどは除く^_^;)だから、その実力は。。。_| ̄|○ そういえばどっかの行政区のトップが、フランス語をけなしたそうですね。私は、他国の文化も尊重できないようなやつに、行政のトップが務まるとはどうしても思えないんだけど。ちなみにフランスのコミケでは、日本語を話すのがマナーなんだそうです。すごい! (でも、そんなお国柄なのに、自分の主義信条でスカーフを被りたいって女の子たちを規制する法律を作るのも、納得いかない)
by finny21
| 2005-07-28 17:10
| 図書館通い
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