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図書館でムソルグスキー。
図書館で借りてこれるものは、書籍だけとは限らない。
今、これを打ちながら、「ムソルグスキー組曲『展覧会の絵』byロンドン交響楽団withクラウディオ・アバド」を聴いています。 「展覧会の絵」なら、断然チェコフィル&アンチェルさっ!と決めている私だけども、今日図書館でたまたまこれが目に入ったので気まぐれに借りてきました。これはちょっと博打。 というのは、高校時代音楽の授業で、今日は『展覧会の絵』を聴くっていうんで、好きな曲♪ラッキー!と小躍りしたのもつかの間、トンデモナイ駄演を聴かされ....もう2度とチェコフィル以外の録音を聴くまい、と涙した記憶が脳裏をかすめるので....(__;) とりあえずMacのCDトレイ(ええ、初期出荷iMacですから!)に入れてみるものの、認識しない!「初期化しますか?」じゃないっつーの。最近調子悪いんだよね、CDまわり。。。ともかく数度のリトライで無事認識したので、再生させようとしたら読み込みにやたら時間がかかって、音飛びしまくり。仕方がないので一度iTunesでMP3変換してから再生したらうまくいった。あ〜あ面倒くさいことをやってしまった。 さて、添付されていた解説書にざざっと目を通しましたが、この解説者ぜんぜんこの曲の曲想知らないで書いてるなっていうのがありありでガックリ。プロムナードが「牧歌的」ってなんだそりゃ? まあそれは置いといて、肝心の演奏!恐れていたあれ(高校時代聴いたあれってどこのオケだったんだろ?)ではなくて一安心(?)。全体的にチェコフィルよりもゆったり目の印象を受けます。(気のせいかな?)そしてこの曲で私が最も注目するのが「サミュエル・ゴールデンベルクとシュムイレ」。威圧的な金持ち(木管系とバス系ストリングス?)と金切り声の貧乏人(ミュート付きトランペットソロ)の掛け合いです。チェコフィルの貧乏人は、金持ちに押しつぶされないように必死でぎゃあぎゃあまくし立てていますが、ロンドン交響楽団の貧乏人は震え声の「お代官様お許し下せえ」的な弱気さで、非常に面白かったです。こういう曲想のはっきりしている箇所は、オケどうしの聴き比べが大変面白いですね。ちなみに、高校時代聴いた「あれ」では、貧乏人(トランペット)の何と一本調子なこと(-_-#)、授業中でありながら、こんなのは駄作だあー!と席を立って叫びたい気分に駆られましたよ。(今でも忘れられないところが悲しい) 実はこの曲で一番好きなところは「卵の殻をつけた雛の踊り」。これを聴くにつけ思うんですが、元ピアノ曲だったというこの組曲をオーケストレイション化したラヴェルという人は天才ですね。だいたいラヴェルの曲ってその関係から、CDではしばしばムソルグスキーの曲とカップリング収録で目立たない印象かも。世の中にもっと知れ渡って欲しい作曲家です。私は「亡き王女のためのパヴァーヌ」と「ボレロ」が大好き!特に「ボレロ」は、誰でも一度は聴いたことがあるはずの曲なのに、作曲者のことがあまり知られてないような気がします。 ということで(?)皆さん、ラヴェルを聴きましょう! 今、キエフの大門の鐘が高らかに鳴り響いています。 うーん、やっぱりいいなぁ....(*^。^*) もう一度聴こ♪(これで今日3回目...^_^;)
by finny21
| 2005-06-17 15:25
| 図書館通い
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