登場人物:finny(花火と読書とゲーム好きの管理人)・大柳火(その夫)・らいちゃん(生意気小学生)
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入沢康夫にとにかく夢中な件について
O??録。
「わが出雲・わが鎮魂」入沢康夫(思潮社)

…すげえ。
これが最初の感想。

以前手にした高橋氏の「言語遊戯」アンソロジーの中に入っていた、この詩人の作品に引きつけられ、彼の著作物を図書館で探して…出会ったのがこれ。
1968年に一度出版された物の復刻版だそうですが、復刻を企画した思潮社グッジョブ!

ちょっと長々と語らせていただきますよ、と。



挿画・構成は梶山俊夫という画家の手によるもので、今で言うコラボレーションという奴でしょうか。挿画と言っても、イラストのようなものではなく、筆かあるいはペンのようなもので、抽象的と言おうか、躍動感のある線がひとつの世界を形作っている。
詩人の書く詩は、旅行記のようでいて違う。出雲の隅々まで旅しながら、詩人自身の精神世界に奥深く分け入っていく。出雲の神々と幽玄。

ちょっと抜粋。

          ぼ
          く
          の
         杜す
         松ぐ
         の左
く行て      木手
。  つ     のの
    か  し川下笹 い
     ざ だ下枝藪 ま
      遠いのをか
       に方から そ
        へす起 の
         めっ 叫
         、て び
          、 声
            が


ルイス・キャロルを思わせる、変形した詩の数々。風土記、古事記、日本書紀、ダンテやボードレールやシェイクスピア、萩原朔太郎に宮沢賢治などからの引用、関連づけ、レミニッサンス。頭がくらくらします。こういうの大好きです。

さらにこの本が面白いのは、詩編とは別に、詩人自身による注釈が巻末に付けられていること。私は最初に詩だけを読み、次に注釈を参照しながら読み、最後にもう一度詩だけを読んでみた。最初と最後の読後感が違って三度おいしいっ!

もう、装丁も何もかも、これ一冊そのものが芸術だと思う。別冊として添えられた対談なども興味をそそる。つーか欲しいですこれ。こんなことばっかり言ってちゃ、本棚がいくつあっても足りないよ。

他にも読んだり(と言うか見たり聴いたり)してるんだけど、全部書くときりがないので、まずはここらでちょっと切りしゃんせ♪ってことで次回書くことにします。

…次回っていつだよ。(←メガンテ!)
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by finny21 | 2006-08-10 15:39 | 図書館通い
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